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2013年 10月 05日
本日5日大学病院を退院した。
入院したのが先月1日だったので入院生活は 35日と予想外の長期間となった。 長引いた理由はすでに報告したように 肺炎から始まり胃小腸バイパス手術、黄疸予防の 胆管ドナレージ術、そして吐血・下血と問題が 次々と出てきてその度に対応した為である。 今回の退院にあたって大学病院側の 基本的スタンスは、 ▼治療できる・やれることは全てやった。 ▼抗がん剤治療も終了したので大学病院としての 治療は終了した。今後は地域の病院で緩和ケアを 受けるなりホスピスを探してほしいというものである。 患者の立場からすれば今後もずっと面倒みて ほしいというのが本音。 しかし多くの新しい患者が病院のベッドをあくのを 待っているのである。 先進医療・高度医療の役割をもつ大学病院の 使命という見地からは、 予想されたことでもあり納得するしかない。 初診から10か月に渡ってお世話になった○○教授。 今回の入院で執刀してくれた主治医と担当医。 そして笑顔で接してくれた看護師たち。 感謝の気持ちいっぱいで病院を後にした。 さて今後どうするか。 一般的にはこれからがん難民としてスタート。 病院からもう治療法はありませんと言われた患者は 最後まで奇跡を信じて代替療法や民間療法の 道を探ることになる。 しかし私の場合こうした治療で たとえ腫瘍が小さくなっても、 もはやあまり意味がないようだ。 また体力的にも時間的にもそんな余裕もない。 理由は▽止血剤でいま治まっている十二指腸付近と 推定される出血がいつまた起きるか分からないこと。 ▽進行がんなので浸潤された他の場所でも 新たな出血が始まる可能性があること。 ▽出血している場所を特定するのは難しく 吐血・下血を完全に治める方法はないと 説明を受けた為である。 再発すれば当面は輸血で乗り切るとしても、 献血で得られた貴重な血液である。 限界があるのは言うまでもない。 結局あれこれ迷ったが 体力の回復がまず先決。 新たな治療はひとまず断念したほうが 賢明だと判断した。 当面は在宅医療の道を選び病状が更に進んで 最終的な段階になればホスピスに行くつもりである。 残された月日が果たしてどれくらいあるのか。 誰にも分からない。
by anms1024
| 2013-10-05 16:04
| 病状・治療の記録
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