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2013年 09月 17日
手術の当日は朝から結構忙しかった。緊急ということで当日の予定に
かなり無理して追加してもらっただけに開始時間は未定。多分夕方ごろに なると思いますが、いつでも手術室に行けるよう準備しておいてくださいと いう指示であった。 午前中まずはシャワーを浴びてサッパリ。手術着に着替えて呼び出しを待つ。 リスクはほとんどありません。簡単な手術です。 と言われても手術は手術である。血圧も上昇気味。やはり緊張するものである。 今更逃げ出すわけにも行かないが、内心はハラハラドキドキであった。 午後4時呼び出しがかかった。手術室に歩いて向う。手術室前で見送りの 家族と別れる。手術室の前には執刀する医師・麻酔医・看護師などが集合。 それではという掛け声で手術室の中に入った。 狭いベッドに横たわり天井を眺める。手術室の照明が目に入ると、 最悪のケースもつい考えてしまった。 各医療スタッフの声がきびきびとして伝わってくる。プロの集団という感じ。 これなら大丈夫かと思ったりしているうちに・・・ 全身麻酔のおかげで記憶があるのはそこまでである。 気がついたのは約2時間後。「終わりましたよ」という声で我に返った。 麻酔の量をどう調整しているか分からないが、手術が終るとほぼ同じくらいに 覚醒するようになっているようだ。手術が終って病室に戻ってきたのは午後6時ごろ。 結局上腹部の10センチほどを切って胃と小腸をつないだ。 その夜は寝返りも出来ない。ただ痛みに耐えて朝が来るのを待った。 手術が成功したからといって肝心なのは術後である。 つないだ胃と小腸がうまく消化機能を果たしてくれなければ意味がない。 腸は手術後しばらく完全に機能停止状態である。医師からは腸が活動を 始めた合図ともなる「おなら」がありましたかと術後何度も聞かれた。 患者も医師もひたすら「おなら」を待つことになる。 術後3日経った頃、これまで完全沈黙だった腸がゴロゴロとなりだした。 そして待望の「おなら」も出た。超音波検査などをして水などが順調に 流れているのが確認されれば、重湯からおかゆそして普通の食事と なっていく。 今月1日入院していらい本日で17日間水とお茶だけである。 点滴だけで命をつないできた。体力は相当衰弱している。 体重も5キロ減少。病気前と比較すると10キロ減である。 免疫力の低下で細菌感染も心配。昨夜も突然39度1分まで熱が 出て慌てた。黄疸や下血の症状も少し出てきたようである。 まだまだ退院への道のりは遠いようにも感じている。
by anms1024
| 2013-09-17 20:30
| 病状・治療の記録
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