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2013年 06月 23日
プロの写真家で仕事上お付き合いの
あった人もいるが、写真のことは詳しくない。 長女に植田写真美術館に行ってみたいと 言われても最初は?であった。 植田正治は出生地である鳥取県境港市を拠点に 70年近く活動した世界的な写真家である。 人をオブジェのように配置する構図や、 逆に物を擬人化するなど前衛的な演出写真が特徴。 写真の発祥地であるフランスでも「植田調」と言われ、 特に鳥取砂丘を舞台にした「砂丘シリーズ」は よく知られていると解説にはあった。 写真美術館があるのは鳥取県西部の伯耆町。 米子市から車で20分。 電車なら伯備線に乗って岸本駅で下車。 車で5分の場所である。 田園地帯の中にポツンと建っている印象だが、 国立公園大山を望む絶好のロケーションで あることが後になって分かった。 開館したのは1995年のことである。 平日なので入場者はさすがに少なかった。 演出写真の面白さも今ひとつ分からない。 少し見て引き揚げる予定だったが、 見て回っているうちに面白さが少しは 理解できるようになった。 伯耆富士と呼ばれる「大山」。 良い天気なら美術館の中から、 このように見えるそうである。 これで絶好のロケーションに建設されたことは 分かっていただけるだろう。 展示されている本人の作品群は著作権の問題もあり 紹介できないのが残念である。 以下の写真は撮影者が長女。 モデルは私と女房で大胆にも演出写真に挑戦してみた。 帽子とステッキが小道具である。 この日曇り。写真の向こうに見られるはずの 「大山」の雄姿はとうとう拝めなかった。 世界的に注目されながらもアマチュア精神を 大切に、山陰地方を拠点に活動を続けた異色の写真家。 1994年には歌手福山雅治「HELLO」の CDジャケット写真を手掛けたことをきっかけに 福山と親交を深め、写真を指導したという。 2000年7月に87歳で死去。 今年は生誕100周年にあたる。 来月からは記念の特別企画展が開催されるほか、 写真コンテストも行われるなど記念イベントが数多く 予定されている。 今回は往復1100キロの行程。 1泊2日ではさすがにハードであったが、 過去と現在を十分楽しんだ旅であった。
by anms1024
| 2013-06-23 11:57
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