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2013年 01月 25日
すい臓がんの標準的な治療は外科手術・放射線・抗がん剤の3つ。
このうち完治できるのは、外科手術のみ。 放射線・抗がん剤治療では延命しか期待できない。 受診した大学病院は、このすい臓がんの手術では全国でもトップレベルの 実績がある。 すい臓がんでないかも・・・という微かな期待。 祈る気持ちで女房と2人診察室に入った。 同じ年配くらいの医師が事前に提出していたCTのデータ画像を見ていた。 医師は手慣れた様子ですい臓付近の絵を描き説明を始める。 「ここがすい臓、ここが十二指腸ですが、すでに腫瘍に侵されています。 病変から組織を採取する等さらに詳しく調べる必要がありますが・・・ この画像を見た限りでは99,9パーセントすい臓がんだと思います。 リンパ節に転移し、腫瘍が周囲の主要な血管を巻き込んでいます。 この段階ではもう手術はできませんね。」 「すると末期ということですか」「ステージ4aというレベルだと思います」 「余命は3か月くらいですか」「そんなことはないと思いますが・・・」 がんの宣告を受けると、頭が真っ白になるという話をよく聞く。 末期であれば、なおさらである。 しかし現実がうまく受け止められないのか、何か他人事のような感じさえした。 精密検査のため、13日からの入院が決まった。 少なくても3カ月は命が保証された。しかし生還の可能性は奇跡のレベルとなった。 半ば覚悟していたとはいえ、重い足どりで病院をあとにした。 2007年の厚生労働省の調査によるとがんの本人告知率は66パーセント、 余命告知率は30パーセント。この大学病院は本人告知をする方針の 病院であった。
by anms1024
| 2013-01-25 11:47
| 病状・治療の記録
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