カテゴリ
以前の記事
2014年 11月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 01月 23日
12月4日朝8時すぎ、自宅にかかってきた1本の電話が人生を大きく変えた。
近くの内科クリニックからだった。できるだけ早く来院してほしいという。 嫌な予感がした。CT検査で何か異常が見つかったということか。 電話を受けた女房とおもわず顔を見合わせた。 歩いて5分ほどのクリニックに急ぐ。 診察室に入ると医師は「すい臓に異常が見つかった。 県のがんセンターか地元の総合病院で精密検査を受けてほしい」と告げた。 このときの詳しいやり取りは、あまり覚えていない。 しかし、がんセンターの名前が出てきたことで、 がんの疑いがあるということは分かった。 精密検査は諸事情から自宅から車で1時間ほどの大学病院で受けることにし、 診察室を出て女房にすい臓がんの疑いとメールした。 この年齢になると、がんはそんなに珍しい病気ではない。 胃がん、大腸がん、肺がんなどで手術した先輩や仲間たちも数多く知っている。 しかし、すい臓がんとなると・・・ どんな病気なのか、知識は皆無に近い。帰宅してすい臓がんについて調べてみた。 「よりによって何ですい臓がんなんだ」というのが正直な気持ち。 想像していた以上に厳しい内容に気持ちが当然ながら落ち込んでいった。 夜は4人の家族会議を開催。できるだけ感情を抑えて冷静に話すように努める。 大学病院での診察は教授の診察日が毎週月曜日であることから12月10日に決定。 先行き不透明な中で急きょ家族旅行が決まった。12月8日・9日の1泊2日で 奈良に出かける。興福寺が見える部屋を子供がとってくれた。 翌朝、部屋から眺めた五重塔には雪が積もっていた。 奈良でこの時期に雪が積もるのは珍しいという。 去年6月に内科クリニックで診察をうけてから病名が判明するまで結果的に半年かかった。 最初からCT検査ができる総合病院で診察を受けていたら・・・。 もっと早くわかっていたら手術できたかも・・・ まったく人生一寸先は闇である。
by anms1024
| 2013-01-23 19:08
| 病状・治療の記録
|
ファン申請 |
||