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2013年 08月 01日
すい臓がんで入院していた大学病院を
退院したのは去年の12月27日のことで あった。同じ日に私と入れ替わるように、 この病院に入院した60代の女性がいた。 その後の診断で私と同じすい臓がん末期で あることが判明する。ステージはⅣA期。 すでに手術は出来ない状態。 しかし積極的に食事療法に 取り組み大変成果をあげているという。 この女性の存在を教えてくれたのは 共通の知人。そこで同じ病と 闘っている者として情報交換をと いうことになり先日お話を聞いた。 それによると食事の献立は 「今あるガンが消えていく食事」などの 著作で知られる 済陽高穂(わたようたかほ)医師が 院長を務める東京のクリニックから 栄養指導を受けて、それを参考に 1日1800キロカロリー前後で 食事を作る。 主食は玄米である。 パンは精製していない小麦粉で 自分で作って焼く。 牛肉、豚肉など四足動物の肉は 食べない。鶏肉はササミ、胸肉に限って、 魚は白身・青身の魚に限って食べる。 しかし飼料にも気を使って 食材を選んでいるのはいうまでもない。 野菜は有機栽培のものに限定。 その他の食材もすべて完全に 無農薬無化学のものに限定。 副食はキノコ、イモ類、豆類を中心に 材料を吟味する。 調理にあたっては塩、みりん、醤油、砂糖、 酒などは一切使用しない。 素材の味を生かせば調味料なしでも 十分美味しいものが出来ることが 分かったそうである。 もちろん外食は止めた。 こうした食事療法に入院中から本格的に 取り組んだ結果、3センチあった腫瘍は かなり縮小。今は輪郭がぼやけた状態で 計測出来なくなった。 腫瘍マーカーの数値も大幅に改善。 超高濃度ビタミンCの点滴で通っている クリニックの医師が 「こんな人は初めて奇跡だ」と驚くほど 症状が改善しているという。 また食事療法以外に標準治療としては 今年1月から抗がん剤のTSー1を 1日2回服用している。 女性は「体調は至って快調。 早く抗がん剤は止めたいと思っています。 食事療法で必ず治します。 がんには負けません」と 笑顔で話してくれた。 済陽医師の著作によると 食事療法のポイントは 大量の野菜や果物の摂取、 動物性の脂肪・たんぱく質の制限、 塩分制限、未精製の穀物の摂取だという。 例え進行性で晩期のがんでもきめ細かい 食事指導しながら丹念に治療すると 60-70%は症状が改善。 特に乳がんや前立腺がんでは効果が 更に大きく70-80%に及ぶという。 「余命数か月の末期がんと診断された患者が 食事療法で回復し、みるみる元気になる姿を 何度も見ている。 いずれにしてもがんの食事療法は 最初の半年から1年が勝負どころ」だと 述べている。 食事療法の重要性は 理解しているつもりである。 しかし長年の食生活を大幅に変えることは 想像した以上に大変。 あとは強い意志力があるかどうか。 味覚障害や野菜が苦手で 挫折気味の食事療法だが、 刺激を受けて再挑戦してみようか。 そんな気になっている。
by anms1024
| 2013-08-01 17:54
| 病状・治療の記録
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