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2013年 06月 12日
去年12月から始まった抗がん剤治療。
ようやく第2段階の6クールが終了した。 来週の月曜日には担当医師から CT検査の詳しい説明を受ける予定である。 前回3月のCT検査では病変が かなり縮小するなど、 抗がん剤の治療効果が出ていた。 すい臓がんで治療効果判定の ひとつの指標となる腫瘍マーカー CA19-9(基準値37u/ml)の データを見ると、去年12月が1246u/ml、 今年1月が526u/ml、 今月が45u/mlと 大幅に低下してきている。 腫瘍マーカーは全幅の信頼は 置けないとしても一応喜ばしい結果である。 病変の更なる縮小を期待したいが、 せめて現状維持で推移してくれればと 願っている。 抗がん剤(ジェムザール)は 覚悟したことだが、 がん細胞だけでなく正常な細胞にも ダメージをかなり与えている。 これまでの血液検査のデータを見ると 抗がん剤の副作用・影響が 体内にじわじわと出てきているのが 読み取れる。 まず白血球。 免疫機能をつかさどる白血球は、 抗がん剤投与すると確実に減少し休むと 回復。その繰り返しである。 減少すると感染症が要警戒である。 次に血小板。抗がん剤を投与すると 血液をつくる機能も低下する。 骨髄抑制である。そうなると 血小板が減少する。出血が起きやすく、 また出血が止まりにくくなる。 原因不明だが一度だけ血小板が 大幅に減り抗がん剤投与が 中止になったこともあった。 ヘモグロビンも減少の一途をたどっている。 こちらは毎回のように基準値以下である。 減少すると鉄分が不足し貧血状態に。 体内は慢性的な酸素不足となる。 最近疲れやすく感じるのは、 ヘモグロビン減少の影響だろうか。 今いちばんの悩みは味覚障害。 最近は何を食べてもあまり美味しくない。 これも抗がん剤の副作用か。 血液中の亜鉛不足が原因で 起きるようである。 カキやゴマ・ひじきなど亜鉛や鉄分を含む 食品を食べるのが良いというが・・・。 がんという強敵を相手にしているので 贅沢は言えない。 しかし人生の楽しみを半ば奪われたよう。 早く味覚が戻らないか。 一日千秋の想いである。 抗がん剤で病変がたとえ縮小しても、 それによって余命が単純に 伸びるわけではない。 伸びてもせいぜい数か月程度と 言われている。 病変が縮小しなくても、 大きくさえならなければそれで良い。 むしろ抗がん剤は投与の回数や 1回あたりの投与量を減らす。 そして副作用を緩和し生活の質を 確保したほうが良いという考え方もある。 同じすい臓がん、同じ末期患者と言っても 症状は様々である。 治療効果も個人差が激しく なかなか正解は求めにくい。 抗がん剤と今後どう付き合うか。 正直迷っている。
by anms1024
| 2013-06-12 17:53
| 病状・治療の記録
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