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2013年 04月 08日
鍼と漢方薬による治療を今年1月から受けてきたことは
ブログですでに紹介した通りである。 抗がん剤の副作用が軽く済んでいるのは、 この漢方治療のお蔭かもしれない。 しかし、がん専門の診療所というわけではない。 すい臓がん末期という難しい病状にも 対応できる所がないか探してみたが、 近郊では見つからず諦めていた。 そんな時に知人から良い情報が もたらされた。 「がん専門病院の漢方外来で 成果をあげている医師がいる。 同じすい臓がんの患者で治らないまでも、 がんと共存し、宣告された余命を 超えて健やかに暮らしているケースもある。 紹介できるので診察を受けてみては どうか」というのだ。 場所が東京なので定期的に通院できるか 分からないが、診て貰うことになり 今月4日上京した。 診察を受けたのは東京江東区にある 有名ながん専門病院のH医師である。 日本でがん治療に漢方を積極的に用いている 医師はあまりいない。 H医師はその著書の中で 「末期がんの場合は西洋医学だけで 対応するには限界がある。 抗がん剤の副作用の軽減や余命を 延ばすためには西洋医学と漢方医学の 優れた部分を組み合わせた 統合医療こそが最も効果の大きい治療法」だと 述べている。 この病院が他の大学病院やがん専門病院に 先駆けて日本で初めて2006年4月に 漢方サポート外来を開設した理由でもある。 H医師は開設以来これまで数多くの がん患者を治療してきた。 その経験から患者の病状に合った 漢方薬を投与すると、 ▽がんの症状が緩和し元気になれる。 ▽副作用も軽くなり質の高い生活が維持出来る。 ▽苦痛の少ない延命が出来ることなどが分かった。 漢方はがん専門病院の中で 市民権を得たとしている。 漢方サポート外来の診療日は週4回。 最近は他の病院からの紹介患者も増え、 1か月に250人の患者を診ているという。 漢方は患者それぞれの症状にあわせた 個別化医療が特徴。 当日は各種検査に続いて、 「望診」「聞診」「問診」「切診」と 漢方独特の方法で診断。 現在の症状に合わせた 数種類の漢方薬を処方してもらった。 今後は月に1回位のペースで通院して 治療を受けることになっている。 去年の年末から始まった ジャムザールの抗がん剤治療は、 CT検査では病変が縮小するなど 一定の成果をあげているが 抗がん剤はやはり耐性の問題がつきまとう。 その時いかにして、 がんと共存し延命を図るか。 漢方が最後の砦・大きな力になって くれることを期待するばかりである。
by anms1024
| 2013-04-08 18:41
| 病状・治療の記録
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