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2013年 04月 01日
愛知県岩倉市を流れる五条川。 川沿いの堤には1400本のソメイヨシノが 植えられている。 地元では有名な桜の名所だが 実はこれまで行ったことはなかった。 花より団子派としては近場の名所で満足してきたが、 今年は満開になるのを待ち望んでいた。 病院で抗がん剤治療を受けたあと 女房と一緒に出掛けた。 名古屋駅から名鉄電車に乗って 岩倉駅まで20分ほどで行ける。 時折吹く風は肌寒かったが絶好の花見日和である。 学校もまだ春休み。大勢の家族連れで賑わっていた。 川の両岸から伸びる枝はまるでアーチのよう。 「日本のさくら名所百選」にも選ばれているのも 頷ける風情があった。 1日から10日までの桜まつりの期間中は 40万人以上の人出があるという。 花見では屋台も楽しみ。100以上もの店が並んでいた。 「焼きそば、」「たこ焼き」、「トウモロコシ」、「ハニーカステラ」 「サツマイモステック」を女房と半分ずつ食べてビールも少し飲んだ。 桜の街道沿いにある、この御宅をご覧あれ。 桜草、パンジー、プリムラジュリアン、オキザリス ノースポールなどの花が桜に負けず咲き誇り、 花見客も思わず足をとめて見入っていた。 家の人の姿は見ることは出来なかったが、 花見時期に合わせて手入れし 今年も見事な花を咲かせた主の笑顔が 目に浮かぶようであった。 岩倉市は戦国武将・山内一豊生誕の地でもある。 桜街道のすぐ傍の神社の境内には記念碑が建立されていた。 上川隆也が一豊、仲間由紀恵が妻を演じていた テレビドラマが放映されたのは、 もう10年近く昔のことだったか。 桜スポットを2時間ほど散策して 携帯の万歩計を見るとⅠ万歩をオーバー。 日頃の運動不足も解消し大満足の桜紀行であった。 4月半ばには吉野の花見に出かけるつもりである。 「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」 あまりにも有名な西行の和歌だが 何とか吉野の地で一句出来ないか。 にわか勉強で挑戦してみよう。 短信 お知らせ 所用のため上京することになりました。 ブログの再開は8日を予定しています。 今後ともよろしくお願いします。
by anms1024
| 2013-04-01 22:30
| 末期患者の気持ち
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